からっぽの日記
2008-05-04(日) [長年日記]
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しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)(佐藤 多佳子)
引きこもりな GW ということで読了してみました。なんでしょうね、この読んだ後の心地よさは。登場人物の掛け合い等、リズムよく一気に読めちゃいました。登場人物の悩みが解決されたとは言い難いけど、みんな一歩踏み出した。それが良い結果を招くとは言えないのだろうけど、自信を取り戻すきっかけになったと願いたい。自分も「良し」が不足しているかもなぁ、そんな気がしました。あと、最後はベタな気がしますが、それが良かった。発表会から最後の流れはわかりつつもまだかまだかと読んじゃいました。泣ける!ってわけではないのだろうけど、心が穏やかになれる作品ってあまりない気がするのでいいわぁ。
映画化もされているみたいですが、ちょっと嫌いな国分さんが主演なんで観ないようにしておきます^^;
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